黄河流域を代表する
新石器時代・仰韶(ぎょうしょう)文化の遺跡。

6000年前。
面積は全体で5万㎡。
東京ドームとほぼ同じ広さ。

ここに特徴的な内容が多いために
仰韶文化の「半坡類型」という名もある。

母系社会で、
大きな環濠に囲まれて
複数の集団が暮らしていた。
住居や墓や副葬品からは
階層のない共同体社会が伝わる。

遺跡の解説板には
”中国の古書に記されている
「大同社会」を見せてくれる” とある。
英文で
“the society of great harmony”
と添えられている。

墓域、
祭祀の場、
円形住居・方形住居、
大人の土壙墓、
子供の甕棺、
窯跡、

見所はたっぷり。

ここの彩文土器の絵柄は
トレードマークにもなっていて、
園内の柱にずらりと並ぶ。
人面や魚がそれ。

とてもプリミティブな絵で
土器の中の表情を
ひと目見たら忘れられない。

半坡遺跡の住人たちの精神世界を
じっくり感じながら
読み解きながら
土の遺構を眺めてみたい。
今の私たちには
教えられることがきっと山ほど。

それにしても、
西安のかなり郊外だというのに
遺跡に隣接して
高層住宅が林立していて驚いた。
街の勢いを感じるのも
現地見学の楽しみの一つ。

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中国・西安で2〜3ヶ所、
見学に行くことになりました。

ただし、オンラインで。

どこにしようかと
相談をしながら、
2018年に行った時の写真を
端から眺めています。
・・だけでは惜しいので
少しずつポストします。

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10/13〜10/18の間のいずれか予定。
日程と訪問先は
決まったらここでもご紹介します。
ご興味おありの方は
お問合せフォームからお声がけください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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