大唐西市博物館。
一歩入ると
正面にドーンと掲げられているのは

「絲路起点 盛世商魂」

そう、ここは、
シルクロード の起点にして
商売繁盛の魂なのだ!
と宣言しています。

アイコンは、
シルクロード を歩む駱駝の図。

町割り図にある
「東市」は皇族や官僚の専用市場、
「西市」は巨大な国際貿易センター。

珍しい品も
音楽も舞も
西域からここへ運び込まれ
エネルギーの坩堝となっていました。

東へ2500キロには
京都や奈良の文字も見えます。

出土品も独特。
算盤あり、秤あり。
ゴミためのような沼地を買って
大富豪になった西市の豪商の、
不動産投資の話も展示されていて、
なんというかもう破格で面白い。


空海を主人公にした(伝奇)小説
『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』(夢枕獏)では、
遣唐使として西安に渡った
空海や橘逸勢たちが
この西市に出入りをするのですが、

(もちろんお買い物でなく怪しい舞台になるわけで)

小説の中の
鮮やかさや賑やかさや
華やかさや温かさや
その全てのエネルギーの舞台が、

ここだったのかあ、と蘇ります。

かの小説では兵馬俑も
物凄い斜めから楽しむことができますね。


話がそれましたが、
大唐西市博物館、
気持ちが元気になれます!
心が遠くへ飛べてお気に入り。

 

ーーーーー
中国・西安で2〜3ヶ所、
見学に行くことになりました。

ただし、オンラインで。

どこにしようかと
相談をしながら、
2018年に行った時の写真を
端から眺めています。
・・だけでは惜しいので
少しずつポストします。

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10/13〜10/18の間のいずれか予定。
日程と訪問先は
決まったらここでもご紹介します。
ご興味おありの方は
お問合せフォームからお声がけください!

 

 

 

 

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