西安に行くなら
絶対に外せない一つ。

西安近郊には
各時代を代表する陵墓がある。

・秦の「始皇帝陵」
・前漢・武帝の「茂陵」
・唐・高宗&武則天の「乾陵」

茂陵(もりょう)は、
西域遠征で領土を拡大し、
前漢を大帝国に隆盛させた武帝の墓。

独特の形は、東洋のピラミッドと称される。

前漢の陵墓でもっとも大きく、
副葬品は「もう入る空白がない」と記されるほどで、
広大な墓域には有力臣下や貴族の陪塚が20以上。

中でも霍去病(かくきょへい)墓は必見。
武帝の腹心の臣下にして、
6回も大遠征した若き将軍は、
宿敵匈奴との戦に功を挙げた、
中国では誰もが知るヒーローである。

墓石の背後には
匈奴との戦いの地を模した小山を設け、
そこに登ると、
武帝も夫人も、衛青はじめ有力武将も、
教科書に出たような名前の人物の墓が
一望できる。

ここに残る石像は
芸術として価値が高く世界的に有名。
アートとして海外で展示されたこと多数。

馬、猪、象、牛・・・

中でも、
匈奴を踏みつけた馬が有名なのだけれど、
滅ぼされる側に興味を持つ自分としては
仰向けに馬に踏まれる
匈奴の人の表情から
目が離せなかった。

園内には
国宝級の絢爛たる出土品を展示する博物館。
回廊式の庭も建物も
漢時代の様式で作られていて、
松も池も赤い柱も屋根も美しい。
ほんとに美しい。

北方や西域との壮大な物語を想い、
じっくり滞在したい場所。

ところで、霍去病。

匈奴との戦功、
数次に及ぶ長期の大遠征、
将軍としての活躍など、

必ず話に出てくる武将なので、
勝手に壮年の大将軍と思い込んでいた。
18才で出兵し、
将軍として活躍し功績を残し、
24才の若さで世を去ったとは知らなかった。

興味が湧いて調べたら、
『霍去病』という小説がある。
こんな本まであるんだ。
一知ると十宿題ができる、は
いつだって理なり。


 

 

その造形、その表現が、
芸術として価値が高く世界的に有名な石像群。
中国に現存する最古の石像群です。

 

中でも有名なのがこれ。
「馬踏匈奴」
HUN INVADER HOOFED BY WARHORSE

 

「卧牛」
OX SQUATTING AT LEISURE

 

「野猪」
BOAR

 

「怪兽吃羊」
MONSTER PREYING ON SHEEP

 

「卧象」
ELEPHANT SQUATTING AT LEISURE

 

「石人」
STONE MAN

 

 

園内の正面最奥には「霍去病墓」
去病という名の通り、なでると病気にならないという伝承があり、
訪れた人が皆、墓をなでていくらしい。
ツヤツヤになっていた。

背後の小山に登るのはお勧めです。
茂陵や一帯の陪塚など、広大な墓域を一望できます。

 

 

茂陵博物館や霍去病墓などがある園内から
ピラミッドのような陵がお隣に見えてはいますが、
遠いです。バスで移動。

武帝が眠る茂陵です。


中国・西安で3ヶ所、
オンラインtripを計画していましたが、
延期となりました。(2022/10/11 記)

10/11に、
西安市でコロナ感染拡大防止のため
全学校の一週間休校、
全博物館の閉鎖が決まったためです。

西安は必ずまたやりますので、
それまでこうして、
知らないことと出会う準備をするとしよう。

そこに行かなくても、
未知と出会うことは、
本でも映画でも会話でも、
それそのものが、「旅」。

 

 

 

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