刻まれた彫像の中に、
異文化を強く感じるものがいくつかあります。
このお顔、
この装具、
西域の雰囲気がいたします。
仏教ではないと思しき神の姿も見えます。
さすが国際都市・新羅、
と思えてしまいます。
洛陽や西安で、
シルクロードから来た人々や、
北の草原地帯から来た人々と、
交わっていた時代です。
また慶州の宮殿でも、
唐の使者を迎え、もてなしていました。
この岩に彫刻した職人が
直接そういう人と会ったのでしょうか。
どこで?
または器や絵に描かれたものを見たのでしょうか?
それとも話に聞いた姿を想像で描いたのでしょうか?
それにしても、
仏教国家・新羅で、
仏教美術を刻む中に、
異文化も一緒に刻んだのなら…。
もしそうだったなら
時代の開放感や高揚感のようなものを
想像しますし、
人々の心の中まで覗いてみたくなります。
岩の小さな彫刻を見つめながら、
妄想が膨らんで行きました。
慶州 南山 塔谷磨崖仏群(磨崖彫像群)
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