峨嵯(アチャ)山は、
漢江を見下ろす戦略上の重要拠点で、
高句麗・新羅・百済の三国時代の、
多くの高句麗遺跡が残っている。
百済の蓋鹵王が処刑されたのも、
高句麗の温達(オンダル)将軍が最期を遂げたのも、
ここだというのだから。
百済は最初の都・漢城が途絶え、
第2の都・熊川(現・公州)へ遷都し続くことになる。
奪還を果たせず心を残す
オンダル将軍の棺はどうしても動かず、
馬を走らせ迎えにきた妻の平岡姫が
帰りましょうと声をかけたら、
ようやく動いた伝説とか。
そんなあれこれを想像しながら、
大都会ソウルの絶景を一望できる場所。
手を伸ばせば届きそうな距離に、
漢江と対岸の百済の遺跡群が見える。
山の突端に残る円形の石組みは
建物跡でもなく、
用途が分かっていないと聞いた。
祈り?共同作業?料理?
「円壇」を想像したりもした。
皇帝が天と繋がる祈りの場。
紅蓮峰の堡塁は著名で、
発掘現場がいくつもブルーシートで覆われていた。
どんな話がわかってくるのか楽しみだ。
ソウル市内東端のこの小高い山は、
ハイキングの人たちで賑わっていた。
新年は初日の出を拝む大勢の人が登る。
オンダル将軍と平岡姫の銅像では
カップルが写真を撮るそうだ。
かつての軍事施設が、今は平和で満たされる。
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