小樽手宮洞窟のペトログリフ。博物館の実寸レプリカ

角をはやした宇宙人に見える。

小樽の手宮洞窟に刻まれた岩刻画。
江戸時代が幕を下ろす直前に見つかり、
研究者が取り組み続けてなお、
謎の多いペトログリフ。

古代文字ともシャーマンともいわれる。

札幌から西へ、小樽・余市へと向かう時、
右手に広がる海は、
夏の素晴らしさとうって変わって
冬は何かが棲んでいるように、
恐ろしく荒れ狂った海になる。

その海に面して2つ、
日本を代表する岩刻画が、
フゴッペ洞窟(余市町)と
手宮洞窟(小樽市)。

シベリアでも岩刻画がたくさん描かれた。
船の絵、シャーマンの絵。
フゴッペでも、手宮でも、
展示されているそれを見ると、
繋がりを想像せずにはいられない。

銭函あたりで列車の窓から見る
怒涛のような暗い激しい海は、
こんな芸術的なペトログリフを
運んできたのだろうか。

解説文の、
「石工の長兵衛によって発見されました」
という一文がとても気に入っている。

長兵衛さん、驚いただろうなあ。

(写真は小樽市総合博物館「運河館」のレプリカ)

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