オホーツク海を一望できる高台、天都山にある「オホーツク流氷館」。モヨロ貝塚で見てきた流氷の海を、体感できる施設です。
流氷押し寄せる極寒の海と、天にいるようと名付けられた「天都山」のすばらしい展望を楽しめるとあって、全員ワクワク。
天都山からの絶景は、国の文化財指定「名勝」です。
一面に広がるオホーツク海。網走湖から知床連山までの大パノラマは圧巻でした。言葉が出ないほど。
流氷の科学を迫力の映像とわかりやすい解説で学び、流氷の海が「豊か」というわけも理解できました。世界で10%だけという「奇跡の海」を囲み、独特のオホーツク文化が生まれたのも、体で納得できます。
マイナス15度の部屋では、タオルが凍る体験も。
自然はすごい。自然は美しい。そして怖い。
モヨロ人たちは、ここでオホーツク文化を築いたのですね。
流氷と、展望と、もうひとつ。
オホーツク海の青い塩ソフトクリームもお忘れなく。
■オホーツク流氷館 公式サイトは こちらです
【写真コーナー】——————–
屋上展望台からは360°の大パノラマ。左手奥に知床連山が連なる。(展望写真:公式サイトより)
地階では流氷の海を、屋上展望台ではオホーツクの大パノラマを!右手に知床が広がる。
入り口の記念写真スポット
祝、50万人。2018年3月に達成!だそうです。
地階へ。いかにも寒い海へというしつらえ
まずは大迫力の5面シアターで8分間の映像を。どどーん、ごごーー、という音とともに、流氷が覆いかぶさるように迫ってくる。圧巻。撮影禁止でした。
アムール河の雪解け、シベリア降ろしの寒風、カムチャッカ半島で閉じられた海。3つの要因でおきる奇跡が、流氷なんですね。だから、世界の海で10%だけ。
ただの氷じゃない。流氷の海がなぜ豊かな海なのか、それもよくわかります。だから、ぐるりとオホーツク文化圏が現れたということも。
さあ、そこを体験してみましょうか。‥という部屋があります。
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ぬれタオルをもって入ります。「シバレ体験」。しばれるね~=寒いね~、です。
コート無しでは入れませんよ。まずはこれを羽織り、
本当にマイナス15度!凍った海も、キツネやアザラシも。
手に持ったタオルが、凍ります。次々に「凍った!」「凍った!」と声があがる
再び展示フロアへ。北海道内最大級のプロジェクションマッピング
クリオネ。「流氷の天使」と呼ばれるかわいらしさ。でも行動は意外とこわい
クリオネ
ナメダンゴ
シマエビ
フウセンウオ
海の底に心残しつつ、屋上へ
一気に開ける世界に「うわー!すごい」と。
流氷ソフトクリームは大人気。オホーツクの青い塩は、海藻由来の天然色素。全員、太鼓判。
国の文化財。「名勝」天都山。
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